- 柴田 咲
- SAKI SHIBATA
フロアスタッフ 2014年度入社
PROFILE
大学の専攻は社会学部社会学科。学生時代はクルマに無関心だったが、偶然出会ったオートバックスの説明会をきっかけに入社した。現在はフロアスタッフとして勤務する。趣味は写真撮影。時間があるときは、カメラを片手に気になる場所を巡る。
MESSAGE 01
クルマへの興味なし、知識ゼロからのスタート。だからこそできる働き方がある。
実はクルマに興味なかったんです、私(笑)。大学の専攻は、クルマとは無関係の社会学。学生時代にアルバイトで接客業を経験したことから、就職活動も製品の良さを伝えられるアパレルや化粧品メーカーを中心におこなっていました。そんな時、偶然見つけたのが、オートバックスの説明会。何気なく参加したのですが、全国のお店がエリア特性や客層に合わせ、それぞれの地域で働くスタッフが店づくりをしているという話に興味が湧き、実際に近くの店舗に行ってみたんです。もちろん、お店に行くのも初めてでした。ところが、店舗に入るとすぐ手作りのPOPや、お試し用の陳列が目に飛び込んできて「すごく楽しそうな売場だな」と感じたんです。すごくキレイで、作り方も店舗によってさまざま。「自分たちで工夫できるんだ。面白いな!」とわくわくしましたね。また、今まで関心の薄かった「クルマ」とそれを取り巻く「カーライフ」というものが、すごく身近で楽しいものに感じるようになりました。そして、選考へ参加。結果、入社へ至りました。
もちろん、入社した後も商品の知識はゼロに近い状態。ですので、最初の数カ月は店舗でおこなっている勉強会や本部で実施している研修に出席しました。バッテリーやオイル、商品ラインナップなど、時には社外のメーカーの方からも商品知識を教えてもらい、少しずつ学んでいきました。それから、社内パソコンから利用できる“e-ラーニングシステム”も活用しましたね。仕事をする上で覚えておきたい情報が気軽に確認できるので、分からないことがあったらすぐにチェックして、予習・復習をしていました。今でも、分からないことがあったら確認することがあります。各現場で得られた知識や情報の蓄積を他のお店で生かすことができるのは、全国展開しているオートバックスだからこその強みだと思います。
MESSAGE 02
カフェで見つけたヒントを、店舗のPOPへ。目指すのは、女性視点のお店づくり。
現在は、フロアスタッフとして、車内で使う小物やメンテナンス用品などを扱っています。元々、学生時代からカフェなどで接客経験はあったので、楽しんで働けていますね。オートバックスには、いわゆる“クルマ好き”の方から、旦那さんに言われて初来店された主婦の方まで、幅広い方がお越しになります。目的もさまざまなので、お客様一人ひとりのニーズに合わせた接客ができるよう心がけています。
まだまだ未熟ですが、うれしくなるような仕事ができる日もあるんですよ。以前ご来店された女性の方への接客も、その一例です。お伺いすると、「カー用品の知識はないんだけど…かわいい携帯電話用ホルダーが欲しいんです」というご希望をお持ちのようでした。なんとかイメージ通りの商品を見つけられるよう、一緒に最適な商品を探し、実際にクルマへ取り付けて検討を重ねた結果、大満足でお帰りいただけました。お客様に喜んでいただいたことはもちろん、クルマに詳しくなかった頃の経験がお客様の役に立てることができて、とてもうれしかったですね。
また、就職活動の頃に目にした、POP作りや季節に合わせた売場の装飾も、実際に自分で作っています。携わって分かったことは、「性能を伝えるより、まずキャッチコピー的な言葉が大切」だということ。コピーのアイデアは、普段行くカフェや本屋さんからヒントをもらっています。車関係の会社なので男性中心の職場と思っていましたが、女性ならではの視点をこれほど生かすことができる環境ということに自分でも驚いています。個人的な目標は、POPや売場、接客を通じて、かつての私のようにカーライフや運転に関心の薄いドライバーの方々に、その面白さに気づくきっかけを提供できるスタッフになることですね。
オートバックスって、“どんな人でも自分なりの働き方を見つけられる場所”だと思うんです。私のようなクルマに詳しくない女性も活躍できるし、経験豊富なベテランのピットスタッフさんが技術を究めることもできる。珍しい職場ですよね。
職場の同性の先輩をみていると、結婚・出産後も働き続けている方や、ピット業務を希望して働かれている方もいます。意外かもしれませんが、女性の活躍の幅はとても広いので、私自身も安心して仕事ができています。